先日、群馬の菅居理枝子バレエアカデミー所属の生徒さんが、ジャイロトニックセッションに来てくださいました。ジャイロキネシスの経験はありましたが、マシンを使ったトニックは初めて。最初は戸惑いも見えたものの、本当に素直な2人!スポンジのようにすーっと吸収していきます。菅居先生からは、翌日のレッスンでの嬉しい変化をご報告いただき、ジャイロの奥深さを再確認しました。
マシンを使うジャイロトニックというのは、キネシスに比べてより強く、確かな感覚を感じることが出来ます。もちろん1回のセッションで確実な何かを得られるわけではありませんが、2人の変化の理由は、なにか感覚的なヒントになるようなものが其々にあったのではないかと思います。踊るということは、身体という楽器を奏でること、楽器の状態やその傾向を知ることや、音色に耳を傾けて日々の手入れをすることは、パフォーマンスの向上だけでなく、怪我をしないためにとても大事なことです。ジャイロトニックが、2人にとって自分の身体との対話への1歩になることを願っています。
本当に奥深いジャイロトニック!私自身も旅の途中であり、その追求の旅は永遠に終わることのないものですが、少しでも若いダンサーたちの力になれるよう勉強していきたい!そんな強い想いが湧いてきました。
By 中川