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引地佑介・中川真樹による東京都練馬区大泉学園のバレエスタジオ。海外バレエ団での経験を生かした、個性を尊重する指導を致します。
2023-05-24

Autumn Jazz Live を振り返って 24.May.2023

今日はアップできていなかった素敵な思い出について!

ジャズベースとチェロ、Banksia Trioを主宰されている須川崇志さんのご厚意により、サックスの吉本章紘さん、ピアノの若井優也さんをお招きして、昨年10月スタジオにて初のジャズライブ開催が実現しました。
須川さんは、今までスタジオのクリスマス会で演奏を始め、ジャズの世界について分かり易くお話しくださったりと、何度も素敵な機会をいただいてきました。間近で聞く楽器の音色や音量はいつも圧倒的で、いつか須川さんのLiveにお伺いしたいと思っていましたが、なんと今回はスタジオでLiveを実現していただける運びとなったのでした!

日曜の午後、贅沢すぎるこの企画に朝から胸が高まっていました。私服で髪を下ろして集まってくる生徒たちはいつもと違う雰囲気で、そんなことも楽しく感じます。
待ちに待った演奏が始まると、3人の世界にあっという間に引き込まれていました。時に1人で、時に3人で、それは遊んでいるように楽しそうで、そして情熱的で。ジャズについては全く知識がありませんが、行きたいところへ自由自在に飛んでいっているように見える(聴こえる)パフォーマンスに強く惹かれました。初めて聴く曲も、聴いたことがある曲のアレンジも、感じるままに身を委ねていると、時折しまいこんでいた思い出の扉が不意に開いて、色や匂いが蘇ってきたり、忘れていた感情が溢れ出してきたり。まるで全身の細胞が潤っていくような、音楽の、Liveの力に引っ張られた時間でした。
大人はこの艶やかな時をしっかり堪能したことは言うまでもありませんが、小さな生徒たちの感性もまた素晴らしく!子供には難しいのではと思うような楽曲も、大人っぽいアレンジにも、みんなの体が自然に揺れていたり、飽きずに最後まで聴き入っている様子や、感想を言い合ったりする姿に驚かされ、子供たちの可能性を感じました。
Autumn Jazz Liveの終了時は本当に名残惜しく、まだまだ聞いていたい!とみんなが思ったことでしょう。私たちといえば、疲れが溜まってくると、目を閉じてこの日の演奏を思い出していました。

私たちの生きる世界をぐっと広げてくれるような素晴らしいLiveを企画してくださった須川さん、細やかなケアと共に準備を進めてくださった奥様、当日の会場整備を手伝ってくれた子供たちに改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

須川さん、吉本さん、若井さん、本当にありがとうございました!

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