いろとりどりの音 身体を駆け巡っていくリズム ジャズベース・チェロの須川崇志さんの計らいで、去年に引き続き今年も「Autumn Jazz Live vol.2」の開催が実現いたしました！今回はベースの須川さんをリーダーに、トランペット・ヴォーカルの市原ひかりさん、ピアノの若井優矢さん、ドラムのDennis Frehse(デニス・フレーゼ)さんをスタジオにお迎えして、4人のパワフルな共演となりました。 女性が管楽器を吹いていると、もうそれだけでかっこよくて素敵！ですが、市原さんから生まれる音は力強いのに、ふわっと包んでくるような優しさがあって、トランペットってこんな楽器なんだという思いでした。そしてヴォーカルはずっと聴いていたいと思う心地よさと、色々な感情がゆさぶられるような瞬間と、若井さんは全身が音になってしまったような感じ、デニスさんはクールな手品師のように様々なドラムスティックを次々と！色々な音とリズムに、目も耳も楽しかったです。そしてテクニカル的なことが分からなくても、いつもすっかり熱くなってしまう須川さんのベース、4人の世界に完全に引き込まれたスタジオは、本当に別空間でした。これが最後の1曲です、と言う言葉には「え〜！」と声が出ましたね。ちびっこたちも最後まで飽きずに、4人それぞれが持つエネルギーとその融合が、音と一緒に降ってくるような、そんな至福の時でした。 努力、挑戦、想像力、好きなこと、人の心に触れること、表現したいこと、自分の世界観、そういうものを濃くもって生きることの輝き。 過去のことも未来のことも、いろいろな思いがこみあげても、4人の眩しい輝きに引っ張られるように素直に前を向ける気がしてくる音楽の力。ライブはまさに生きる栄養です。 帰り際、大人も子供もそれはそれは良い顔をしていて、とても幸せな気持ちになりました。 大切なスタジオの仲間たちとこのような時間を共有できたことに、心から慶びを感じます。 素敵なフライヤーをはじめ、色々な段取りをしてくださった亜希子さん、会場整備のお手伝いをしてくれた宗一郎くん、有菜ちゃん、仲百合ちゃん、そしてさきさん、ありがとうございました。 須川さん、市原さん、若井さん、デニスさん、宝石のような時間を忘れません！ 本当にありがとうございました。
