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引地佑介・中川真樹による東京都練馬区大泉学園のバレエスタジオ。海外バレエ団での経験を生かした、個性を尊重する指導を致します。
2018-02-13

ハンブルクバレエ団「ニジンスキー」 13.Feb.2018

現在来日中のハンブルクバレエ団、SNSやブログでも、連日沢山の方がノイマイヤーの傑作を鑑賞されたという記事を目にしますが、私も久しぶりに「ニジンスキー」を鑑賞して参りました。

実はプリンシパルのカロリーナと、ソリストのダリオとは、フィンランド国立バレエ団に同期で入団、彼らは6年間の在籍でしたが、沢山の作品を一緒に踊って来ました。ハンブルクバレエ団へ移籍後も、時々ヘルシンキに遊びに来た彼らと顔を合わせていましたが、今回は東京での再会が実現しました!
娘同士を遊ばせながら、踊りのこと、子育てのこと、体のこと、これからのこと、色々な話をしました。初めて出会ってから18年という月日が流れているなんて信じられない気持ちですが、本当に楽しい時間を過ごしました。

そして日を改め、ニジンスキーの本番へ。
ノイマイヤーの作品はどれも素晴らしいですが、中でも特にこのニジンスキーは、私にとって思い出が深いもの。この作品を観るためにハンブルクを訪れたり、ニジンスキーの最後の舞台と言われるスイスのスブレッタハウスを訪ねたこともありました。今回、ロモラ役を友人のカロリーナが踊る舞台を母国で鑑賞するという機会は本当に感慨深く、自分のダンサーとしての人生をもう一度振り返りながら、色々なことを考えた時間になりました。
日本人ダンサーの活躍も素晴らしく、とても嬉しい気持ちで拝見しましたが、特に「シェヘラザード」を踊られていた菅井円加さんの抜群な身体能力には目が離せませんでした。これからの活躍が楽しみです。

私はドラマを表現したい、まだまだ踊りたい、そう語っていたカロリーナのロモラは、発売されているDVDで観ることが出来ますので是非!

芸術で潤った心で、また日々頑張りたいと思います。
Thanks Caro and Dario!!!

中川

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