ゴールデンウィークは、あざみ野にある「SMDさかいミュージック&ダンス」にてバレエクラスとワークショップの指導をして参りました。みんな真剣な眼差しで取り組んでおり、教える方もやりがいのある楽しい時間となりました。みなさんの今後の成長を応援したいと思います。
ジュニアの指導に関しては考えさせられる事が沢山ありますが、中でも最近とても気になるのは「順番を覚える」ということについてです。色々な場所で教えさせて頂く機会がありますが、テクニックや柔軟性に囚われて、この基本中の基本を重要視していない印象を受けることが多い気がするのです。順番を覚えられなければ、身体のパーツに注意を向ける事など到底出来ないはずですし、また指導者としても上達の為の細やかなアドバイスが出来なくなってしまいます。順番を覚えた上で、自分なりに考えたことを注意しながら踊るところがスタート地点ですから、何が何でも覚える必要がある訳です。
挨拶に始まり挨拶に終わるバレエクラス、学ぶ姿勢という点でも、指導していく必要性を感じます。
また「バレエコンクール in 横浜」へ地元水戸バレエ研究所の生徒を引率して参りました。久しぶりのコンクールは、懐かしいような、ついこの間の事のような・・・。まだまだ幼い子供達を横目に、指導者としてどう在りたいかを考えさせられたり、また一方で母親のような心境になってしまう自分を発見したりと、目まぐるしい時間となりました。優劣のつくコンクールは時に厳しい現実を突きつけられますが、その全てを糧にして前進して欲しいと願うばかりです。
あっという間に過ぎ去ったゴールデンウィークでしたが、とても有意義な時間でした!
中川