スタジオがオープンして1ヶ月が経ちました。体験に来る子供たちの多くは、バレエを見るのも踊るのも初めてという生徒ばかりですが、それぞれの性格は本当に様々です。
初めて見るバレエのステップを恐る恐る真似てみる子、物怖じせずに、とりあえず最初から全力でやってみる子。
自分自身は子供の頃から割と引っ込み思案だったので、前者のパターンでしたが、どちらが良いとは一概に言えないでしょう。
よくお母さん方から「うちの娘はトロくて」とか「飲み込みが遅くて」などという心配が聞かれますが、あまり心配し過ぎる必要はないとお答えしています。
バレエクラスでは、先生が提示したアンシェヌマン(一連のステップ)を短時間で覚え、それを生徒が実行するという作業を繰り返します。プロになってもそのルティーンは変わらず、アンシェヌマンも毎回違うため、飲み込みの速さはある程度は必要になってくるでしょう。ただ、舞台となると話しは少し違ってきます。
次回はその辺りの話しをしたいと思います。