夏のWS第一弾、山井絵里奈先生のコンテンポラリーWSを開催いたしました。 第１グループは、コンテンポラリー初体験のジュニアCDクラス。始まる前はきっと緊張していたと思いますが、柔らかで優しい絵里奈先生の雰囲気に、全員がすっとクラスに引き込まれていきました。頭で理解しても思ったように身体が動かないことや、難しく感じたこともあったと思いますが、臆することなく楽しそうに取り組むことができました。身体のアライメントについてや、手をつく場所など、分かり易い説明が素晴らしかったのはもちろんですが、何よりも日常の動作からイメージが膨らむような声がけがどれも本当に素敵でした。 コンテンポラリーという新しい分野の敷居を、必要以上に高く感じることなく、自然に招き入れてくださった絵里奈先生に感謝です。 第２グループの選抜クラスは、少しだけ経験があることもあり、基本ともう少しプラスの構成になりました。バーレッスンは特に、アライメントについての知識や感覚がより深まったのではと思います。 最後には、自分と対話をするような小さなソロに挑戦。例えば冒頭の、前進しながら手を出すことだけが決められた振り付けでは、自分の道をどう歩くかはみんなが感じるがままに、各自の思うままにという指示が出ました。 同じじゃなくていいー、そんな言葉の響きを味わいながら、この自由をどう表現するのかと見守っていましたが、目線や表情、出した手の存在感は全員が全く違う色をしていて、それはとても感動的な瞬間でした。 生徒たちの反応を細やかに感じながらの指導は、私たちもとても勉強になりました。絵里奈先生、本当にありがとうございました！
